2007年05月14日

これからの夏越しについての注意点

ここ数日突発的に30℃を超えるなど、いよいよ暑くなってきました。
こうなってくるとシクラメンには厳しいシーズンを迎えることになります。
今回はこれからの育て方の注意点を説明します。
※なおこれらの注意点は基本的に非休眠法による夏越しをする場合に適応します。
休眠法の場合はまた次回に説明します。

・涼しい日陰に置くようにする
花が終わる前の場合は部屋に飾っておいてもいいですが、
花が終わってしまった株は速やかに涼しい場所へ移動させます。
どちらかといえば屋外が理想です。
木の下などで結構です。
特に、春に植替え後の株は根がまだ完全ではないため、
直射日光にはなるべく当てないようにします。
シクラメンは暑い環境が苦手ですので、これはとても大切なことです。

・水はやや控え目にする
これは根を守るためです。
春に植替えをしなかった場合、根がだいぶ鉢の中を回っているため、
鉢の中の水分が多すぎると根に空気が回らずにしおれてしまいます。
春に植替えをした場合も、まだ根が弱い状態なので同様にします。
水は鉢上からやる場合も、底面給水の鉢の場合も乾いてからやるようにしてください。

・鉢を直接地面(土)に置かない
我々農家ではこれも非常に重要視していることです。
地面にはさまざまな雑菌や病気が潜んでいます。
地面に置いてしまうとそこから菌が入り、
病気で株がダメになってしまうことがあります。
シクラメンはそれらにとても弱いため、それらの病原を遠ざけることが重要です。
そのため、しっかり受け皿などをして直接地面に鉢を置かないようにしましょう。

梅雨が明け真夏にになるとさらに難しくなりますが、
がんばって夏越しにチャレンジしてみましょう!
posted by のもっち at 17:59| Comment(0) | 夏越し

2007年05月13日

A1区、植替え後の様子

A1区(非休眠、4月植替え区)の株を植替えしてから約2週間が経過しました。
現在の株の様子はこのような感じです。

136-3697_IMG.JPG

やや黄色い葉が見られますが、これは植替え時のストレスが原因だと考えられます。
植え替えをするときには必ず根を触ってしまったりするために、
植物に少なからずダメージが起こります。
しかし、新たな根が伸びてくると株もまた元気になります。

この株の球根を見てみると、

136-3699_IMG.JPG

新たな葉が見られます。
この冬はこれらの新たな葉がメインになっていくことになるはずです。
この株は葉が5枚よりは多いものの、少なめな株だったのですが、
こうしてしっかり葉が増えてくることで見た目も良くなります。

しかし、こうした順調な株がある一方、

136-3700_IMG.JPG

上の写真のように新しい葉が全く出てきていない株もあります。
写真以外にもやや病気気味に見える株も出てきました。

シクラメンは夏の時期に普通に生育させるだけでも病気などにかかりやすい植物です。
なので、夏越しをするときもこのように病気でダメになってしまう可能性は同じようにあるわけです。
植替えは先ほども書いたとおり、根に少なからずダメージがあるため、
そこから病気が入ってしまうという可能性が上がります。
そういう意味ではA1区のように春に植替える方法よりも、
A2区のように秋に植替える方法の方がそのリスクが軽減されるのかもしれません。
しかし、春の時期に植え替えることによって葉が増えやすくなるため、
そのようなメリットもあります。
果たして、どちらの方が冬によくなっているのでしょう・・・?

このようにこのブログでは試行錯誤や私なりの考え方を元に、
どのような夏越しの仕方が最も簡単できれいな花を咲かせるかをさぐっていきます。
どうぞ、お楽しみにしてくださいね。
posted by のもっち at 22:10| Comment(0) | 夏越し