2007年10月16日

ごぶさたです

しばらくのごぶさたでした。

更新を怠っているうちに、季節は一気に夏を過ぎ、
秋を迎えてしまいました・・・。

本来なら現在も生育している夏越しした株の様子を夏の間も報告すればよかったですが、
それもできず申し訳ありませんでしたm(_ _)m


今年の夏は異常ともいえる暑さでしたが皆さんのシクラメンはどのようでしたか?

私の夏越し実験中のシクラメンも数鉢が塊茎が腐ったり、病気が入ったりで、枯れてしまいました。

やはりシクラメンは暑いところが苦手ですね。


今年は9月が暑かったこともあり、今月10月は夏越しした株の植え替えに最も適した季節です。

次回から再び夏越しブログを始めたいと思います!
posted by のもっち at 23:13| Comment(0) | 夏越し

2007年05月14日

これからの夏越しについての注意点

ここ数日突発的に30℃を超えるなど、いよいよ暑くなってきました。
こうなってくるとシクラメンには厳しいシーズンを迎えることになります。
今回はこれからの育て方の注意点を説明します。
※なおこれらの注意点は基本的に非休眠法による夏越しをする場合に適応します。
休眠法の場合はまた次回に説明します。

・涼しい日陰に置くようにする
花が終わる前の場合は部屋に飾っておいてもいいですが、
花が終わってしまった株は速やかに涼しい場所へ移動させます。
どちらかといえば屋外が理想です。
木の下などで結構です。
特に、春に植替え後の株は根がまだ完全ではないため、
直射日光にはなるべく当てないようにします。
シクラメンは暑い環境が苦手ですので、これはとても大切なことです。

・水はやや控え目にする
これは根を守るためです。
春に植替えをしなかった場合、根がだいぶ鉢の中を回っているため、
鉢の中の水分が多すぎると根に空気が回らずにしおれてしまいます。
春に植替えをした場合も、まだ根が弱い状態なので同様にします。
水は鉢上からやる場合も、底面給水の鉢の場合も乾いてからやるようにしてください。

・鉢を直接地面(土)に置かない
我々農家ではこれも非常に重要視していることです。
地面にはさまざまな雑菌や病気が潜んでいます。
地面に置いてしまうとそこから菌が入り、
病気で株がダメになってしまうことがあります。
シクラメンはそれらにとても弱いため、それらの病原を遠ざけることが重要です。
そのため、しっかり受け皿などをして直接地面に鉢を置かないようにしましょう。

梅雨が明け真夏にになるとさらに難しくなりますが、
がんばって夏越しにチャレンジしてみましょう!
posted by のもっち at 17:59| Comment(0) | 夏越し

2007年05月13日

A1区、植替え後の様子

A1区(非休眠、4月植替え区)の株を植替えしてから約2週間が経過しました。
現在の株の様子はこのような感じです。

136-3697_IMG.JPG

やや黄色い葉が見られますが、これは植替え時のストレスが原因だと考えられます。
植え替えをするときには必ず根を触ってしまったりするために、
植物に少なからずダメージが起こります。
しかし、新たな根が伸びてくると株もまた元気になります。

この株の球根を見てみると、

136-3699_IMG.JPG

新たな葉が見られます。
この冬はこれらの新たな葉がメインになっていくことになるはずです。
この株は葉が5枚よりは多いものの、少なめな株だったのですが、
こうしてしっかり葉が増えてくることで見た目も良くなります。

しかし、こうした順調な株がある一方、

136-3700_IMG.JPG

上の写真のように新しい葉が全く出てきていない株もあります。
写真以外にもやや病気気味に見える株も出てきました。

シクラメンは夏の時期に普通に生育させるだけでも病気などにかかりやすい植物です。
なので、夏越しをするときもこのように病気でダメになってしまう可能性は同じようにあるわけです。
植替えは先ほども書いたとおり、根に少なからずダメージがあるため、
そこから病気が入ってしまうという可能性が上がります。
そういう意味ではA1区のように春に植替える方法よりも、
A2区のように秋に植替える方法の方がそのリスクが軽減されるのかもしれません。
しかし、春の時期に植え替えることによって葉が増えやすくなるため、
そのようなメリットもあります。
果たして、どちらの方が冬によくなっているのでしょう・・・?

このようにこのブログでは試行錯誤や私なりの考え方を元に、
どのような夏越しの仕方が最も簡単できれいな花を咲かせるかをさぐっていきます。
どうぞ、お楽しみにしてくださいね。
posted by のもっち at 22:10| Comment(0) | 夏越し

2007年04月29日

A-1区、植え替え

それではいよいよA-1区(非休眠、4月植替え)の植え替えです。

この株を植え替えます。
070430-03.JPG

1.鉢から株を出します。
根が回っている株の場合、株がなかなか鉢から出てこないことがあります。
その場合は鉢をたたいたりして出します。
070430-04.JPG

2.底面給水鉢(鉢底の受け皿に水をやるタイプの鉢)で、ひもがついている鉢の場合、
ひもを新しい鉢へ入れます。

070430-05.JPG 070430-06.JPG
※底面給水鉢でない、及び底にひもがついていない場合は3へ移動してください。
また、植え替え後に底面給水をしない場合もひもを入れる必要はありません。

3.用土を少し入れます。

4.緩効性肥料を入れます。
070430-07.JPG
※用土にあらかじめ緩効性肥料が配合されている場合は必要ありません

5.用土で肥料を覆い、植え替える株を鉢に入れます。
このとき、根は崩さないようにします。
株の高さは鉢のふちから1〜2cm低くします。
070430-08.JPG 070430-09.JPG

6.周りに用土を入れます。
ぎゅっと押してしまうと、空気の層がなくなって根に酸素が供給できなくなるので、
あまり詰め込みすぎないようします。
070430-10.JPG 070430-11.JPG


7.最後に水をたっぷりやります。
これで完成です。
070430-12.JPG

※2で底面給水用のひもを入れた場合、引き続き底面給水にて水やりをすることができます。
そのときには、受け皿の上部にわりばしや焼き網などで支えをしてその上に鉢を置きます。
こうすることで、受け皿に入った水がひもを伝わり株に水が与えられます。
070430-13.JPG 070430-14.JPG

今回は葉がたくさんある株と、
070430-01.JPG

葉があまり多くない株、
070430-02.JPG

以上の計6鉢を植え替えました。
これらがどのように生育していくかを比べていきます。

みなさんもゴールデンウイークなどを利用して、ぜひ植え替えをしてみてくださいね。
posted by のもっち at 17:50| Comment(0) | 夏越し

2007年04月26日

植え替えの材料

ではいよいよA-1区(非休眠・4月植え替え)の植え替えをします。
まず植え替えをするときに使用する材料を説明します。

・鉢
鉢は基本的に今までよりも一回り大きなサイズを用います。

・用土
ホームセンターなどで販売されている鉢花用の培養土を使います。
特に「粒状」とパッケージ書いてあるものが空気を多く含む用土なので適当です。
(例・アイリスオオヤマ 粒状培養土など)
また、オリジナルで用土を作ってみたい方は、
基本組成を赤玉土小粒:赤玉土中粒:腐葉土=3:3:4で作ってみてください。

・肥料
市販の緩効性肥料を用います。
緩効性肥料とはゆっくり溶け出す肥料のことです。
ホームセンターで売られている培養土を使用する場合、あらかじめ緩効性肥料が配合されているかを確認してください。
もし入っている場合はさらに入れる必要はありません。
一方、緩効性肥料が配合されていない培養土、およびオリジナルで用土を作成された方は肥料が必要になります。
こちらもホームセンターに緩効性肥料が売られているのでそれらを使用します。
(例・ハイポネックス マグアンプK住化タケダ園芸 ガーデニングエードボールなど)
施肥量は各肥料の適量を使用してください。
posted by のもっち at 10:25| Comment(0) | 夏越し

2007年04月25日

これまでのまとめ:栽培区の設定

ここまで夏越しの方法をご紹介しましたが、
今年私自身が行う夏越しの方法をまとめ、
分かりやすいように栽培区を設定します。

非休眠法:水を切らずに夏を越す方法
A-1区:4・5月植え替え
A-2区:9月植え替え
A-3区:植え替えなし

休眠法:水を切り夏の間球根を休ませる方法
B区:水を切り、9月に植え替える

以上の4パターンで実際に夏越しをします。
そして、この冬にどの区が一番葉数を増やし、花が咲くかを試してみます。
posted by のもっち at 23:41| Comment(0) | 夏越し

2007年04月18日

夏越し法の見分け方 その2

前回は休眠法をご紹介しましたので、
今回は非休眠法をご紹介します。

この時期になると花が終わり、葉だけが残る状態になっていきます。

070411-2.jpg


非休眠法は花が終わってもそのまま水やりを続けて、
夏の間は雨を防げて直射日光が当たらない涼しいところに置いて夏を越すやり方です。
前回説明した「休眠法」よりも手軽で簡単な方法です。
この方法では植え替えのタイミングが2回あります。

070417-1.jpg

上の写真のようにこの時期(4月)に花が完全に終わってしまっている場合は、
今、一回り大きな鉢に植え替えます。
一方、現在まだ花が残っている株はこのまま夏を越し、
9月になってから植え替えをします。

このブログでは4月植え替えと9月植え替えの2つの方法で実際に夏越しをしていきます。
さらに、植替えが面倒というお話も聞いたことがあるので、
果たして植替えをしなくても夏越しに成功して冬に花が咲くのかを試してみたいと思います。

次回は非休眠法の4月植替えについてお話します!
posted by のもっち at 10:20| Comment(3) | 夏越し

2007年04月11日

夏越し法の見分け方 その1

夏越しの方法は二種類あると言いましたが、
ではどちらの方法を選んだほうがいいのでしょうか?

今回は休眠、非休眠法のうち、
まず休眠法に適した株を紹介します。

今の時期のように春から夏になると
シクラメンの葉が黄色くなったりして枯れてくることがあります。

070411.jpg

シクラメンは元々寒い地方原産の植物なので、
この時期にはある程度は仕方のないことです。

また、水のやり忘れなどで葉が黄色くなってしまう場合もあります。

070411-2.jpg

こうなってしまうと、もう元には戻りません。
このような株には「休眠法」で夏越しをさせます。


一般的に緑の葉が5枚以下のときに休眠法でやってみると良いでしょう。
休眠法の基本的な方法は、完全に水を切り、日陰の涼しいところに置いておくということです。
水を切るタイミングは6月になる前の場合、緑の葉があるうちは水をやり、
葉がすべて枯れてしまったら水を切ります。
6月になった時、緑の葉があっても5枚以下の場合は水を切って球根を休ませてください。

休眠させた球根は初秋の9月頃に植え替えてそこから葉を出していくことになります。

このブログでもその状況は報告していきますので、ご確認くださいね。

posted by のもっち at 10:21| Comment(0) | 夏越し

2007年04月03日

夏越しの方法

お買いになられたシクラメンをぜひ夏越しさせてみたい!
そう思うお客様はたくさんいらっしゃると思います。

そこで、これから私が実際にこの夏に行う夏越しの方法をご紹介します。

夏越しの方法としては2種類あります。
シクラメンは球根植物ですので、夏の間球根を休眠させるかしないかの二つです。

まず休眠させない方法ですが、花が終わってもそのまま水やりをして、
雨を防げて直射日光が当たらない涼しいところに置いて夏を越すやり方です。

もう一方の休眠させる方法は6月頃に水を完全に切り、葉を全部枯らせた状態で夏を越させるやり方です。

今年はこの二つのやり方を同時にやってみて、
果たしてどちらの方が簡単かを実証してみたいと思っています!

夏越し中の状況などはこのブログ、または誠養園ウェブサイト上で逐次ご紹介していきますので、
皆様もどうぞ挑戦なさってみてください!
posted by のもっち at 19:34| Comment(0) | 夏越し